北海道大学大学院獣医学研究院 教授の坪田敏男(つぼた・としお)さんは、これまで40年以上にわたってクマの生態や生理、感染症に関する研究を行ってきました。そして、クマ類の保全を進めるための研究資金の調達を目的としたクラウドファンディングとして、2023年4月には『世界のクマ研究最前線|クマが生きられる環境を未来に残したい』を成功させ、2024年4月には『第2弾!世界のクマ研究最前線|人とクマが共に生きられる環境を未来へ』を実施しました。しかし、野生動物の研究は短期間で成果を上げられるものではなく、長期的に継続して実施する必要があります。
坪田さんは、世界のクマ類の生理や生態に関する研究を若手研究者や大学院生・学部生とともに推進し、研究から得られる科学的情報をわかりやすく発信しながら、クマとその生息環境の保全を進めるために、現在、3回目のクラウドファンディングに取り組んでいます。

坪田さんがチャレンジするクラウドファンディングは、ただいま受付中です。
ぜひ応援を!

坪田さんからのメッセージ
いつも大変お世話になっております。北大の坪田です。
昨年のクラウドファンディングでは多くの皆様にご支援を賜り、誠にありがとうございました。この度、下の通り、3回目のクラウドファンディング挑戦することにしました。ご支援ならびに情報の拡散にご協力いただきたく、ここにお願い申し上げる次第です。
クラウドファンディング「第3弾!世界のクマ研究最前線|地球の未来をクマの生態から読み解く」(https://readyfor.jp/projects/bearconservation2025)の挑戦を開始いたしました。
クマ類は世界に3属8種が現存しますが、そのうち絶滅の心配がないのはヒグマとアメリカクロクマの2種だけです。残りの6種は絶滅が心配されており、その保全は喫緊の課題です。
一方、日本では、一昨年(2023年)200人以上の方がクマによる人身事故に遭い、駆除等により捕殺されたクマの頭数も9,000頭を超えました。
このようにクマは絶滅の危機や人との軋轢問題を抱えていますが、彼らの生息数や生息状況、生理・生態などわかっていることや社会に伝えられていることは多くなく、今後ますます科学的情報が必要になると考えています。
過去2回のクラウドファンディングでは、のべ約1,330名もの多様な職域の方々にご寄附いただき、当初想定していた以上に支援の輪が広がりました。皆様のご協力に心より感謝申し上げます。
引き続き本プロジェクトでは、世界のクマ類の生理や生態に関する研究を若手研究者や大学院生・学部生とともに推し進めてまいります。また、それらの研究から得られる科学的情報をわかりやすく発信し、皆さんと共に、森の象徴であるクマとその生息環境の保全を進めていきます。そのための研究資金をクラウドファンディングで募ります。
人とクマとが共に生きられる環境を未来に残すため、皆様からのあたたかいご寄附を、どうかよろしくお願いいたします。公開後はページ内でお知らせも発信していきますので、情報拡散という形でも、ご協力をお願いできますと、大変心強いです。何卒よろしくお願いいたします。
▼詳細・ご支援はこちらから
【第3弾!世界のクマ研究最前線|地球の未来をクマの生態から読み解く】
プロジェクトURL:https://readyfor.jp/projects/bearconservation2025
第一目標金額:500万円
支援募集期間:2025年3月10日(月)9:00〜 2025年4月18日(金)23:00