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獣医学研究・教育の歴史へ誘う標本展示

獣医学研究科の建物に入ってすぐ、「標本展示室」と掲示が貼られた部屋があります。

扉を開け、薄暗い部屋に電気を点けて周囲を見渡すと、一面の展示ガラスケースと迫力ある牛とヒグマの全身骨格標本が出迎えてくれました。

ここは獣医学研究科標本展示室。獣医学の研究・教育に関する貴重な学術的価値を持つ、主に解剖学、病理学、野生動物学、寄生虫病学分野の研究教育に関連す標本類が保管展示されています。

ケースの中には、さまざまな動物の臓器プラスティネーション(人間や動物の遺体や内臓などに含まれる水分と脂肪分を、プラスチックなどの合成樹脂に置き換えることで、腐らない状態で保存されているもの)が多数展示されています。

また湯川秀樹が日本人初のノーベル賞を受賞する23年も前に、4度もノーベル賞候補に推薦された、獣医病理学教授・市川厚一先生に関する展示も必見です。先生の功績の解説パネル、ウサギの耳の人工発癌実験標本、当時の実験に用いられたドイツ製の顕微鏡、人工発癌に関する研究論文などが展示されています。

その他、野生動物関連の標本、様々な形の寄生虫標本、血管や関節腔などを示す鋳型標本、詳細な解剖図なども展示されています。

気軽に立ち寄れ、ゆっくり動物の神秘や大学の偉大な研究の軌跡に触れられる、穴場スポットです。

展示内容の詳細はこちらのページヘ

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2016.07.08

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