メインストリート中ほど、大野池のほとりにあるファカルティハウス「エンレイソウ」のレストラン「エルム」ではクラーク博士の名にちなんだ、クラークカレーを食べることができます。
白い大ぶりのお皿によそったご飯の上には色とりどりの素揚げの野菜や肉が並んでいます。そして、白いソースボートに入ったカレールーが別添えで出されます。このたたずまいを見ただけで、食べる前から「おいしそう!」と期待が膨らみます。
レードルにルーをすくってみると、うっすらと酸味のある香りが漂います。よく見ると刻みトマトがたっぷり入っていて、ルーは赤みがかった色をしています。そのまま口に運びたい衝動を抑えて、ワクワクしながら、ご飯と野菜の上にルーをたっぷりとかけていきます。
早速スプーンに取り、口へ。お、おいしい!
トマトの甘みとカレーらしい辛さを感じますが、ただ辛いのではなく、上品さを感じる味わい深い辛さです。食べれば食べるほど、辛さがじわじわと効いてきて、食べ終わるころには額に汗を軽くかいていました。
クラークカレーはサラダと薬味が一緒に供されます。ふくしん漬、らっきょう、柴漬けetc…6種類もありました。たいへん贅沢な薬味ラインナップです。食べ終わるとコーヒーが出され、飲み終わったところでごちそうさまとなりました。
レストラン「エルム」
クラークカレーセット(サラダ・コーヒー付き)/1,300円
この記事は、北大職員と学生で結成された「クラークカレーを食べる会」の有志が作成しました。
・執筆:越谷由紀(CoSTEP12期 本科・対話の場の創造実習)
・撮影:山本淳博(CoSTEP12期 本科・映像メディア実習)