札幌はどんどん雪が溶け、地面が見える時期になりました。雪でおわれていた路面が見えるようになり、歩きやすくなり、自転車にも乗れるようになりました。
ただ、まだ溶けてない雪は一団となり、今の時期にしか見られない曲線を描きながら残っています。その上を、すっかり春っぽくなった暖かい日差しが木と合わさって、影を広げています。
かかってくる土にもかかわらず、残っている雪溜まりと、その上に時々刻々変化する影を見ると、冬の終わりと春の始まりの間にいることが実感できます。
キャンパスが白から緑に変化していく中、雪と影が作る最後の彫刻を楽しんでみるのはいかがでしょうか。