総合博物館のミュージアムカフェ「ぽらす」とミュージアムショップ「ぽとろ」がリニューアル、ますます魅力的になった北大のほっこりスポットにお邪魔してきました。
キッチンが広くなり、小さなカウンタースペースもできた「ぽらす」。カウンタースペース横には「ぽらす」の情報に触れることができる掲示板もあり、新着情報にわくわく。
また4月にリニューアルオープンしたミュージアムショップ「ぽとろ」。明るくなった店内は、楽しいグッズがたくさん売られています。一番人気は、食用昆虫とのこと。栄養価が高く、未来の食資源としても注目されている昆虫、さてさて、どんなお味なのでしょうか?
加えて、「ぽとろ」では、北海道大学の学生が開発したグッズも売っています。一番人気はトートバックと缶バッチだそうです。
(缶バッチの組み合わせで自分だけのオリジナルトートバックが作ってみてはいかがでしょうか)
また、「ぽとろ」では、全ての人がアクセスしやすい場所、アクセシビリティの高い施設を目指しています。そいういうコンセプトから、ユニバーサルデザインのグッズや福祉をテーマにしたグッズも置いています。
(3Dプリンターで精巧に作られているミニチュア車いす)
この日は「ぽとろ」の名付け親である長澤愛美さん(農学部 学部4年)も発見。「ぽとろ」という名は、シリウス系の伴星、ポ・トロが由来です。太陽系を除けば、地球から見える最も明るい星、シリウス。実はそのシリウスは、明るいシリウスAと肉眼では見ることができない伴星シリウスBという二つの星で成り立っています。1862年に発見されたシリウスBですが、西アフリカのマリ共和国に住むドゴン族の神話では、その肉眼で見ることのできない星、シリウスBがポ・トロという名で古くから知られていたそうです。少し不思議な話です。
大きな北海道大学と連なるように光る存在を目指して、「ぽとろ」という名前は採用されました。