10月に入ってから北大生8名、北大病院職員2名の陽性判定者が報告されています。3月からの全陽性者数は20名ですので、この1ヶ月の多さが理解できるでしょう。既に学内における濃厚接触者は特定され、14日間の出席停止措置がとられていますが、今後も感染者が出ることは十分に予想されます。
4月の第一波と8月の第二波の時の警戒感も薄れ、そろそろ慣れが生じてきているかもしれません。これから寒くなり、密閉空間で過ごす時間が増えてきます。あらためて個人でできる感染症対策を思い出す必要があるでしょう。
そこで今日は、3月初旬から5月末まで活動していた北大生による啓発プロジェクト「No More Corona」の記事を改めて紹介します。半年がたち、ウイルスおよび症例研究、医療現場における治療等対策、ワクチンの開発、そしてさまざまな社会的対策は進展・改善してきています。しかし、日常生活において個々人が実施できる基本的対策は変わりません。
COVID-19対策基本編(咳エチケット・マスク・手洗い)(3月14日掲載・3月18日修正)
COVID-19流行ってるけど、この行動っていいの?だめなの?(3月7日掲載・5月1日修正)
3月の状況をふりかえって当時との違いを考えつつ上記記事を読んでいただき、あらためて対策を心がけていただければと思います。
【川本思心・CoSTEP/理学研究院 准教授】