札幌キャンパスにある原始林の水辺に目を向けると、透明なゼリーのような物体が見つかります。カエルの卵のようです。水温の上昇とともに、命が目覚める瞬間がはじまっています。
一方、森の中でも春の訪れを告げる小さなサインがありました。落ち葉の間から顔を出したのは、可憐な白い花、キクザキイチゲでしょうか。
札幌キャンパスの豊かな自然環境は、四季を通じて様々な表情を見せてくれますが、立ち止まってよく観察することで、普段気づかない小さな命の輝きに出会えるかもしれません。春の散策の折には、足元の小さな生命にも目を向けてみてはいかがでしょうか。