本日2026年4月6日、令和8年度の入学式がエスコンフィールドHOKKAIDO(北海道北広島市)にて行なわれました。


今年度の北海道大学の新入生は2,588名。今年の入学式は、北海道大学開校150周年を記念して、はじめてのエスコンフィールドHOKKAIDOでの開催でした。入学生・ご家族の皆様・教職員とともに入学を祝いました。


寳金清博総長による式辞では、猛スピードで変化する世の中で「ambitiousな学生」を育てるために、まず教員がambitiousであり続けることの重要性が語られました。
さらに、有名な”Boys, be ambitious”が現在の北広島市で語られた言葉であることに触れ、150周年にかの地で入学式を執り行うことの意義を熱弁しました。
続いて、新入生代表の戸上棋里矢さんが寳金総長に向かい合って登壇しました。「創基150周年に入学したことを誇りに思います」と始まった新入生宣誓では、グローバルな観点を持ち、持続可能なアプローチをもって地球規模のさまざまな問題に向きあうことが目標に掲げられました。

続いて、北大や北海道とゆかりある方々からのビデオメッセージが上映されました。

メッセージを寄せてくださったのは、鈴木直道さん(北海道知事)、秋元克広さん(札幌市長)、安藤忠雄さん(建築家、こども本の森 札幌・北大 設計建築)、ヤマザキマリさん(漫画家、こども本の森 札幌・北大 名誉館長)、そして日本ハムファイターズで活躍中の伊藤大海さん、山崎福也さんの6名です。それぞれの角度から、新生活の入口で背中をそっと押してくれるような励ましと、最先端の学究の現場へ飛び込む新入生への期待が語られました。

総長顧問の千本倖生さんは、アメリカ合衆国での修士・博士留学と、KDDIを含む100以上のベンチャー立ち上げ経験から、これからの長い研究生活・社会生活を新入生が貪欲に生きていくコツを語ってくださいました。ガツガツしながら、しかし独りよがりにならず、他者との協力関係を大切に各々の仕事を発展させていくこと。中長期的な視座で自分のキャリアと生き方を見つめたとき、千本さんが見つけた一つの真理です。最後は聖書のフレーズ「一粒の麦」を引用して、新入生の豊かな未来を祈ってくださいました。
最後に、北大のさまざまな部活動によるお祝いパフォーマンスが行われました。
アクロバティックなチアリーダー部、少数精鋭の応援団、美しいハーモニーの合唱団、息の合った交響楽団の演奏と続いて、最後は合唱団と交響楽団のコラボレーションで「都ぞ弥生」でフィニッシュです。




入学式終了後、新入生の皆さんに、大学生活での抱負を伺いました。

こちらは寮で仲良くなったという3名。北大での抱負を尋ねると……
山口さん(写真左)「北海道くらいビッグな男になりたいです」
松尾さん(写真中央)「恋愛、部活(野球部)、勉強を両立できるように」
俣野さん(写真右)「学生の間にしかできないサークルや勉強を頑張りたいです。バイトを頑張って、いろんな国に行けるようになりたいです」

三重県からやってきた大坪さん。研究者になりたいという夢をもって入学しました。北大の生体情報工学コースで医療系AIの研究に取り組み、研鑽を積んだあとは、アメリカなど研究が最先端の国に留学してみたいそうです。

高校の同級生だというこちらの3名は、第一志望の北大に見事入学を果たしました。入学後の抱負を聞いてみると、どこか堅実な答えが返ってきました。
大坂さん(写真左)「遠くから来たので、自立した生活を頑張りたいです」
関口さん(写真中央)「北海道をたくさん回って楽しい大学生活にしたいです」
高橋さん(写真右)「高校の先生のおかげでここまで勉強できたので、応援してもらったぶん期待にこたえたいと思ってます」
入学式に同席した関口さんのお父さんは、「おめでとうと言いたい。楽しんでもらえたらいいですね」と笑顔をほころばせ、同じくお母さんは「夢がかなってよかったね、と。いろんなことにチャレンジしてほしいです」と時々声を詰まらせながら応援のコメントを届けてくれました。
高橋さんのお母さんも、「第一志望だったので、経験を無駄にせず4年間楽しんでほしいです」と微笑んでいました。

地元札幌出身の野中さん(写真左)は、すでに北大でやってみたい研究が決まっているそうで……
「環境社会学ができる地域科学研究室に入って、ヒグマなどの動物との共生について研究したいなって思っています」。
高校から合唱をしていたこともあり、北大合唱団に入りたいとのこと。来年の入学式では、新入生を歓迎する合唱を響かせてくれることになるでしょうか。
挑戦してみたいことは、塾講師のアルバイト。「受験でお世話になった塾の先生に憧れているので、やってみたいし、きちんとお金をもらって自分より下の世代に教えることは、自分にとってのチャレンジになると思います」と熱意をにじませていました。
開校150周年の記念すべき年にご入学されたみなさま、ご入学おめでとうございます。
これからたくさんのことに挑戦し、楽しい学生生活を送られることを心よりお祈りしております。