大学院生がプロデュースした柚子ドリンク「平井柚香(ひらいゆか) Yuzu peel & Japanese honey」が札幌キャンパスで限定販売されています。
和歌山県古座川町にある北大の研究林で学んだ大学院生たちが、熊野地区の地域性の高い商品開発をし、地域に貢献しようと、地元企業に協力してもらいながら、コンセプト・味作り・ラベルデザインを担当しました。 研究林のある平井地区を水源とする軟水、熊野伝統のニホンミツバチ養蜂の蜂蜜、そして古座川名産の柚子の果汁とピールを使った、ほろ苦いオトナの飲み物です。札幌キャンパスでは限定700本を6月22日より、生協店舗等で販売しています。1本200円(税込)。
北海道大学北方生物圏フィールド科学センター和歌山研究林は、柚子の産地として有名な古座川町平井地区にあります。本州にある北大の研究拠点として1925年に設置されました。さらに、ここは重要な教育拠点でもあります。研究林をフィールドに大学院共通授業科目〈南紀熊野の森林から地域を考える -原材料採取から商品開発まで-〉を担当した揚妻直樹さん(研究林長・北方生物圏フィールド科学センター准教授)が授業のフォローアッププロジェクトとして企画を提案し、指導にあたりました。「授業を履修した大学院生たちが中心になって、このプロジェクトを約半年で実現させました。地元のみなさんの協力をいただくことで、学生のOJT的な学びにも繋がったと思います。和歌山と札幌のメンバーはテレビ会議システムを使いながら議論を進めたので苦労もありましたが、地元のみなさんの評判も良く貴重な経験となりました。多くの方に、素材が持つ本物の香りと味を楽しんでいただきたいです。」
生産数量1,100本ですが、札幌地区の販売は700本です。お早めにお求め下さい。