札幌キャンパスの北18条門の手前にはエルムトンネルの入り口があります。
エルムトンネルはキャンパスの下を通るアンダーパス形式で平成13年に竣工しました。全長およそ1.1kmのトンネルは、札幌競馬場の裏手側にまで続いており、近隣地域の渋滞を緩和するのに貢献しています。
また、トンネルの真上は歩行者やジョギングを楽しむ人たちが快適に利用できるように遊歩道として整備されています。遊歩道沿いにはベンチが設置されていたり、放牧場が広がっていたりするので、人々は一時の安らぎを感じることができます。
こちらは同じく遊歩道沿いにある、エルムトンネルの換気所です。トンネル内の排気ガスは換気所の設備を使って、地上に排出されます。換気所の存在によって、真下に巨大なトンネルが通っていることを意識できますが、夏の雰囲気に包まれた遊歩道を散策していると、ついついそれを忘れてしまいます。それくらい静かで落ち着いた癒やしの空間が広がっています。