農学部生物機能化学科の有志によるこのお店。名前は「GYOZA no HOHEI」…餃子のホヘイ?…歩兵?……そうです、あの有名な餃子のお店のパロディです。
店名はさておき、このお店、実はオリジナリティにあふれています。餃子の中には北海道の春の山菜、ギョウジャニンニクがたっぷり。5個で300円。独特の香りがくせになります。もう一つのメニューは同じく300円のチジミ。餃子以外のメニューは毎年変えていますが、餃子だけは変えずに続けているそうです。
そこで、いつ頃からこのお店はあるんですか?と聞くと驚きの答えが。なんと40年以上続く老舗だったのです! 始祖はギョウジャニンニクの研究で有名な西村弘行さん(当時北大助手・現北翔大学学長)。西村さんが北大から異動されたあとも、その伝統は受け継がれてきました。
「ギョウジャニンニクは自分たちが支笏湖周辺で採集していますが、その場所も毎年先輩から受け継いでいます。今回は2kgほど採りましたが、もちろん根は抜かないで葉だけを採ります。抜いてしまうと生えてくるのに10年くらいかかってしまうからです」と現店長は教えてくれました。
餃子の味に歴史あり。正にサステイナブル。次の時代につなげるため、皆さんもぜひ応援を!