北海道大学、東北大学、東京大学、名古屋大学、京都大学、大阪大学、九州大学が合同で開催する全国七大学総合体育大会、通称七大戦。毎年持ち回りで主管校が変わりますが、1962年(昭和37年)に開催された初回の主管校は北大でした。そして、第57回目となる今年は北大が主管校。6月30日にはクラーク会館にて開会式が開催されました。
そんな今年の七大戦を盛り上げるマスコットキャラクターが、シマフクロウの「ええ造」。胸には七つの大学を表したアイヌ文様風の印が、そして額には北大のシンボルであるオオバナノエンレイソウがデザインされています。
(「ええ造」をデザインした村田さん。生協では七大戦グッズを販売しています)
マスコットは公募によって選ばれますが、今回デザインしたのは、農学院修士1年の村田祥子さん。キャラクター名の「ええ造」は、「蝦夷」、「いいぞ!」、「(新渡戸)稲造」に由来しているとのこと。
(応募時の書類。様々な競技にトライする「ええ造」の姿も)
イラストを描くのが好きな村田さんは、他にも2018年の北大マルシェや、総合博物館の旧ミュージアムショップのロゴをデザインされたそうですが、キャラクターをデザインするのはこれが初めて。自身の考えたキャラクターがグッズ化し、着ぐるみにもなったことに「あぁ、私のもとを巣立って、大きくなったんだなぁ」と、不思議な親心を感じるそうです。
(村田さんが彩色した原画が、実際にグッズとなりました。こちらは「ええ造」キーホルダー)
「選手の皆さんを、ええ造が見守ってくれているはず!」と、エールを送る村田さん。9月22日の閉会式まで、後2ヶ月ほど。選手の皆さん、輝かしい結果に向かって、「ええ造」と一緒に羽ばたいていってください!