たくさんの素晴らしい作品をご応募いただき、誠にありがとうございました。いいね!Hokudaiフォトコンテスト実行委員会による審査の結果、以下の作品が入賞となりました。
第1位「メンストイルミネーション」
【実行委員評】
高等教育推進機構前のメンストゲートをとらえた作品です。空の暗さと、照明でほんのり緑がかったメインストリートの対比が美しいですね。ゲートの付近でなにやら話し込んでいそうな雰囲気の二人がストーリー性をもたらしています。
第2位「無題」
【実行委員評】
恵迪寮前に並ぶ自転車たち。蔦の葉と雪の量を見ると、秋頃に撮られた作品なのでしょうね。秋から冬へと移ろいゆく恵迪寮の様子を垣間見ることのできる一枚です。
第3位「農学部の庭」
【実行委員評】
雪が降った後、まだ誰の足跡もついていない状態の農学部周辺。そこに出現した真っ白なテーブルとイスとベンチ。いつもの光景も、雪化粧するだけでまったく違うものに見えるものですね。なんだかほっこりする作品です。
第4位「キタキツネの学生さん」
【実行委員評】
北大にはいろんな動物がいますけれども、キタキツネもそのひとつ。これからどこへ行こうとしているのでしょうか。エゾリスはそれなりの頻度で見ることができますが、キタキツネはなかなか見られません。カメラの方を向いているキタキツネを大きくとらえた貴重な一枚です。
第5位「懐かしさ」
【実行委員評】
農学部前にある、北大出版会の建物を夜に撮影した作品です。中の明かりは煌々としています。編集者の方々は夜遅くまでお仕事をなさっているのでしょうね。この建物は札幌農学校時代に読書室として使われていました。歴史的価値の重要性から、文化庁から登録有形文化財の登録(第01-0021号)を受けています。
【全体評】
テーマは「北海道大学の雪化粧」でした。雪ふりつむ北大ならではの作品が多数寄せられました。雪があることで、普段とは趣の異なる光景が収められた作品群の中で、北大らしい素朴な美しさを鮮やかに切り取った写真が入賞作品として選ばれました。入賞作品を見つめながら、今シーズンの雪を思い出していただけましたら幸いです。