新型コロナウイルスのために教育現場、特にフィールドでの実習などはリモートで行うこともできず、悶々とした日々が続いています。しかしBCP2への緩和によって、ようやく先週から2年生以上の実習や、研究室に配属されている学部生や院生の実験など一部が始まり、日常の教育風景がごくわずかですが戻りつつあります。
北方生物圏フィールド科学センターの研究棟は、主に研究林に関わるスタッフや多くの院生を抱えています。これから研究教育支援業務が通常に戻る事を前提に、「新しい生活様式」に即した職場環境を考え、技術職員と技術補佐員が常駐する部屋に間仕切りを作ってみました。材料はビニールハウス用のビニール、農業用支柱、ビニールと支柱を留めるパッカー、そしてビニールテープです。あり合わせの材料でここまでできるのもフィールド系の強みかもしれませんね。
【林忠⼀・北⽅⽣物圏フィールド科学センター/いいね!Hokudai特派員】
(対面になっている机の間にビニールを設置)
(支柱は机と机の間で挟んでいるだけで、支柱同士はビニールテープでぐるぐる巻き)
(ビニールを支柱に固定させているのはパッカーと呼ばれる農場ではおなじみの器具)
(この島はT字型にビニールを設置)