7月15日に「北大マルシェCafé & Labo」でジェラートの新商品が発売されました。今のところ、味は北大牛乳、チョコレート、バニラの三種類です。今後は、余市にある北大の果樹園と協力して、ハスカップ、カシス、ラズベリー、ブルーベリーといった味もでる予定です。サイズはシングルとダブルがあり、今のところ、ダブル(480円)のみの提供となっています(シングルは盛りつけがむずかしく、いま店員さんたちが練習中です)。
*北大マルシェCafé & Labo詳細情報(https://www.marche-cafelabo.com/)
今回お話を伺った北大マルシェ店長の宮脇崇文さんによると、新発売のジェラートには北大マルシェでしか味わえない二つの特徴があります。
一つは北大牛乳の魅力を存分に発揮した商品であることです。チョコレート、ハスカップなど、さまざまな味のあるジェラートですが、「味の決め手は何といっても牛乳」です。北大農場では、利益重視、効率重視の農法とは距離を置いて、放牧で牛が育てられています。夏は青草を食べているので、フレッシュな味の牛乳を、冬は干し草やトウモロコシを食べて、濃厚な甘みをもった牛乳を牛たちは提供してくれます。北海道の四季を背景にのびのびと育てられた牛の乳の味がジェラートに生かされています。
もう一つ、宮脇さんがこだわったのは「無添加」という点です。ふつうのジェラートでは、とろみや保存性をだすために少なからず添加物を用います。しかし、北大マルシェのジェラートは、米粉や水あめを使用することで、添加物を用いずに、ジェラートらしいとろみをだせるよう工夫しています。そのため、北大牛乳のフレッシュな味わいをストレートに感じることができます。
宮脇さんは、今後、北大マルシェが、観光客の方々にとって魅力的な場所であることはもちろん、札幌市民の憩いの場という役割を果たすことも期待しています。北大の学生、先生、事務職員の方々にも、ぜひ北大牛乳の魅力を伝えていきたいと宮脇さんはおっしゃっていました。現在、北大マルシェの営業時間はAM10:00~PM18:00(ランチはAM11:00~14:00)です。食後のデザートにすっきりとした甘みのあるジェラートをぜひ召し上がってください。