少しづつ人通りが増えつつある、札幌キャンパスのメインストリート。日差しに緑が映えています。今年入学して、中間テスト期間がひと段落した、大学1年生に、屋外で、今の状況について話を聞いてみました。
医学部保健学科の廣木健人さんは、北海道出身の自宅生。キャンパスに通っていないからか、大学に入った実感がわかないとのこと。大学に行って勉強して、バイトして帰るといった「普通の大学生活」ができないことが残念だそうです。
7月になって石川県から来札した岩田陸さん(総合教育部)、札幌の印象は「めっちゃ都会だった」そうです。今気になっているのは食事。初めての自炊が大変で、早く生協の開店時間が戻って、バランスのとれた食事をとりたいとのことでした。
茨城県出身の飯塚舜さん(総合教育部)、北大は入試で訪れた雪のキャンパスの印象が強いそうです。朝から図書館にこもって暗くなるまで勉強するような、大学生活にも憧れる一方で、勉強以外のことも充実させたいと目を輝かせていました。
栃木県出身の屋敷祐奈さん(総合教育部)、今年は学祭もクラスマッチもなくなってしまったので、せめてサークルの新歓を体験したいそうです。今はやっと外出することもできるようになってきたので、友だちをたくさん作りたいと語ってくれました。
やはり7月になってから札幌に来た村上知広さん(総合教育部)、出身の高知に比べて、札幌は涼しくて過ごしやすく、快適だそうです。大学の教養の講義を学ぶ中で、今は、農業経済について興味を持っているそうです。
話を聞いていると、オンラインやオンデマンドの講義では、同級生と会う機会が少なく、友人を作ることが難しいそうです。そのため「オンライン講義では課題の量というよりも、課題について友人に聞いて、一緒に取り組むことができないことの方が辛い」とのことでした。いつもとは違う「大学1年の前期」を迎えた新入生、それでも元気に、北大でのキャンパスライフを前向きに過ごしていきたいという気持ちを感じることができました。