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ピンクの糸越しで見る、伐採される前の木の風景

札幌キャンパスの中にある札幌研究林は、石山通りをわたる橋の向こう側にも苗畑として広がります。石山通りの道沿いに並ぶ木は、来年橋の撤去に従い研究林の中に道をつくることになり、74本の木の伐採が予定されています。切られる木の今を記録し、しっかり見つめてみたい気持ちからアート作品「きいろい線とピンクの点」のインスラレーションが、本日9月25日から10月4日まで行われています。

きいろい線はこれから道をつくるための印で、ピンクのテープは伐採する木の印です。まだ道になる前の風景に、これから道にするために無くなる木の痕跡を和紙と鉛筆でフロタージュし、74本の木を一本の糸につなげました。フロタージュとは、物の上に紙を載せ、その上を鉛筆などでこする手法です。

フロタージュした紙の上には、虫もトンボも休んでいくようになりました。

橋をわたった苗畑の入口には、1973年に建てられた古い温室があります。その空間の新たな使い方を提案する「アノオンシツ」プロジェクトの1回目として、「きいろい線とピンクの点」展示を行っています。詳細は以下のリンクをご参照ください。「アノオンシツ」は9/25~10/4までの平日は12:00~15:00、土日は10:00~16:00までオープンされています。


実験のためでないと、なかなか訪れない場所が北大にはたくさんあります。その中に行われている場所の記憶に対する期間限定の作品展示、10/4までご自由にご覧いただけます。あの橋をわたると、今年限りの、ピンクの糸越しの秋の風景が広がります。
詳細はこちらをチェックしてみてください。

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2020.09.25

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