今年、世代交代する北大水産学部附属練習船おしょろ丸。企画展が札幌キャンパスの総合博物館で開催されます! 先月まで函館水産科学館にて企画されていた本展示会。本日から総合博物館に場所を移します。大勢の方が足を運んだオープニングセレモニーは、チェンバロによる「水産放浪歌」の演奏からはじまりました。
オープニングセレモニーのはじめには、浅川広子さん(チェンバロボランティア)による「水産放浪歌」の演奏がありました。
展示の名称「学船」は、高尾裕太さん(文学部研究科修士課程1年)が命名したもので、100名以上の応募から選ばれました。また、「海・船」のイラスト募集では、歴代のおしょろ丸を描いた松原将隆さん(北海道大学教育大学)のイラストが優秀賞に選ばれています。
イラスト優秀賞を受賞した松原将隆さん(北海道大学教育大学)。イラストは3階企画展示室に飾られています。
2階展示室にてテープカット。左から、イラスト優秀賞受賞の松原将隆さん(北海道大学教育大学)、津曲敏郎館長、三上隆副学長、「学船」の命名者の高尾裕太さん(文学部研究科修士課程1年)
セレモニーの最後には、藤田良治さん(総合博物館 助教)が実際に乗船した際の取材のお話を交えながら、展示の内覧会が行われました。
藤田良治さん(総合博物館 助教)が実際に乗船した際の取材の話を交えながら、展示の内覧会が行われました。
参加者の方々は最後まで熱心に話を聞いており、実際に船で使われていた椅子に座ってみるなど、充実した展示会場を楽しんでいました。
実際におしょろ丸で使っていた椅子。よく見ると、船の傾斜に合わせて斜めになっているのがわかりますか?
「学船 洋上のキャンパスおしょろ丸展」は北海道大学博物館にて2014年11月3日まで開催しています。