12月19日から北海道大学総合博物館と、アノオンシツでは北海道大学 CoSTEP 特別企画展「そりにひかれて ~科学とアートで環境をめぐる」が開催されています。韓国語で音を意味する「そり」を軸に、研究者やアーティストの環境に対する視点を展示しています。共通テストの2日間は休みに入る展示を、コロナの影響で展示会場に足を運ぶことが心配な方でも、好きな場所で楽しめる企画を進めています。題して、「そりツアー」。本日はその新しいスタイルのオーディそガイドをご紹介します。
そりツアーは、無料で楽しめるオーディオコンテンツです。コロナの状況で展示を開催するにあたって、オンラインでも楽しめるコンテンツをつくりたいことと、展示を機にして総合博物館や北海道大学の環境を一緒に楽しめるオリジナルコンテンツをつくりたいということで生まれた企画です。制作は展示を企画したCoSTEPのアート&デザイン実習生が担当しました。
展示は何を目指して企画されるようになったのか、アーティストがどのような考えて作品をつくったのか、科学者は展示をどうみているのかなど、展示を見るだけだとわかりきれない部分が、「そりで展示をめぐる」にはそりツアーにはたくさん潜まれています。さらに、博物館の常設展示をご紹介していく「そりで博物館をめぐる」コンテンツも、1月中に公開予定です。
また、総合博物館から徒歩15分ほど離れているオンシツ会場までを、研究者やアーティスト、学生が一緒に歩きながらその時の感情や出来事、考えなどをおしゃべりする「そりで北大をめぐる」もご用意されています。一緒に歩きながらおしゃべりする感覚で聴いてみると、思うわぬ発見があるかもしれません。
家の中でも、別のところを歩きながらも、展示会場でも、お好きな場所で体験できるそりツアー。展示をより深く鑑賞できる方法で、私たちをとりまく環境について、考えてみる機会になると思います。展示は1月24日まで開催しており、コンテンツは随時アップされています。以下のリンクからお楽しみいただけます。
https://soundcloud.com/sori2020
https://sori2020.com/
https://www.instagram.com/sorinihikarete/