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#147「バイオの大きさ/未来の物語」ワークショップ成果展がSCARTSで開催

札幌市の中心部に立地する複合文化施設、札幌市民交流プラザ内にある札幌文化芸術交流センター SCARTS(以下、SCARTS 中央区北1条西1丁目)で、北海道大学の研究者とアーティストが協働で実施したワークショップの成果展が開催されます。

(成果展チラシ)

SCARTSでは、アートとテクノロジーに親しむためのワークショップと作品展示を行う中高生向けのプログラム、++A&T(プラプラット)を実施しています。その企画の第4弾として、さまざまなスケールで私たちが「生きる」ことと密接に関わるバイオテクノロジーをテーマに、研究者とアーティストによる協働ワークショップを開催しました。

バイオテクノロジーというと実験室での細胞培養というイメージがあるかもしれません。しかし今回は、私たちが気が付いているようで気が付いていなかった身近なバイオとの関係について、2人の研究者の研究を通して迫っていきました。

内海俊介さん(北方生物圏フィールド科学センター准教授)の研究キーワードの一つは「個体の生き様」。個々の生物がどのように生き、他の生物たちとどう関わっているのか。そして、個の生物と集団がどのように変化し進化しているのかについて、語りました。

松島肇さん(農学研究院講師)の研究は、人間と、人間以外の生き物、その両方が快適で持続的に生きられる環境を作ることです。そのための手段として、松島さんは土地の生態系の秩序や自然環境を破壊することなく、むしろその力をフルに活用しながら、暮らしを支える基盤を作っていくグリーンインフラストラクチャーについて紹介しました。

2人の話を受け、「他者の記憶」をモティーフに制作するアーティストの久野志乃さんが自分の制作手法を見せながら、高校生たちが研究者に聞いたバイオの話を自分なりに解釈し、物語化する過程について伝えました。果たして、高校生たちは、ワークショップのプロセスのなかでどのような物語を作ったのでしょうか。

(ワークショップの様子)

++A&T 04 CoSTEP×SCARTS×札幌の高校生たち「バイオの大きさ/未来の物語」ワークショップ成果展では、本ワークショップで生み出された高校生の物語や、それらをもとにアーティストの久野さんが制作するドローイング、映像作家の北川陽稔さんによるドキュメント映像等を通して、ワークショップの成果を公開するとともに、創作の背景となった2人の研究者による知見を紹介します。

(久野さんの作品イメージ Drawing : Shino Hisano)
(設営中の展示の様子)

++A&T 04 CoSTEP×SCARTS×札幌の高校生たち
「バイオの大きさ/未来の物語」ワークショップ成果展

【概要】
日時:2021年3月12日(金)~ 4月18日(日)11:00 ~ 19:00
場所:札幌文化芸術交流センター SCARTS SCARTSモールC 
入場無料 詳細はこちら

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2021.03.12

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