「医療関係者だけではなく、幅広い人に国際医療協力について知ってほしい!」医学に興味のない人も、ボランティアや医療について考えるきっかけとなればと学部の仲間で結成された「なまらambitious」。国際医療協力の場で活躍されている先生を北海道にお呼びし、一般の方々に興味を持ってもらえるような講演会を企画・運営します。代表の渡邉茂也さん(医学部医学科5年)は、昨年度同期数名と団体を立ち上げました。
きっかけは東日本大震災復興ボランティアでのNPO法人ロシナンテス理事長川原尚行医師との出会いです。現場に足を運び、現地の人に寄り添いながらの熱心な活動を続けるお話に感銘をうけ、多くの人に伝えたいと思いました。
北大に帰ってすぐに実行委員会を立ち上げて、2013年6月に講演会を実施。なんと500人近くの方が来場し、そのときの懇親会で継続することに意味があると思い、次回の開催とサークルの結成を決意しました。サークルとして周りを巻き込み、医学部だけではなく看護や他学部のメンバーにも広く呼びかけました。
努力が実り、今年からは部活として活動することになりました。「入口(きっかけ)は国際協力ですが、自分や周りを振り返り生き方を考えるきっかけに繋がればいいなと思います。国際医療協力の活動を通して世界をみることで、自分たちの住む日本という国もまた新たな視点で考え直すことができると思っています。僕達自身、国際医療協力がどのような意味をもつ活動なのかを学んでいきたいと考えています。」まっすぐな眼差しに、熱い思い感じました。
6月12日(木)にはミャンマーなどで医療支援を行うジャパンハート吉岡秀人医師の講演会を開催予定です。
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