タイムではなく滑走のフォームや正確性・合理性を競う「基礎スキー」という競技に挑む部活、エレガントスキー部。最大規模の学生基礎スキー大会である「全国学生岩岳スキー大会」で、2013年2月に男女共にクラブ総合優勝を果たしました。当時部長を務めていた理学部地球化学科 4年の小沼義季くんは、「岩岳大会は、1966年に創部してから、ずっと目標にしてきた大会なんです。この大会で優勝できたのは初めてでした。しかも男女同時ということで、とてもうれしかったです。主力となった当時4年生の先輩方はもちろんですが、下級生や卒業生など皆で勝ち取った勝利だと思っています」 現在の新入部員は10人ほど。部活・サークルの説明会場でもある北部食堂の二階で、「あと10人ぐらい来てくれないかと期待しているんです」と、人待ち顔でした。
集まってくれた2年生を中心に。冬は札幌国際スキー場やOnzeで練習し、夏は筋トレに励むそうです。男性陣は見事に顔の下半分が日に焼けていますね。
団体で滑っているところ。経験者はほとんどいないそうで「まずはブーツの履き方から教える」のですが、ここまで上手くなります。
女子は、約70クラブをおさえての優勝。第2位の日本女子大学に僅差で競り勝ちました。
男子は、約100クラブをおさえての優勝。同じ北大基礎スキー部は第5位と、一歩及ばず。「でも、同じ競技に挑む仲間として、普段から仲良いんですよ」