動画は4月19日から6月13日までの、区ごとの陽性者数の推移です。5月中旬をピークに、次第に落ち着いてきていることがわかります。北大の学生・教職員の感染者も、6月1日に発表された6名を最後に報告されていません。これらは私たち市民一人一人の協力の成果に違いありません。各種報道では、北海道に出されていた緊急事態宣言は20日に解除の方向で固まったと伝えられています。
でも、ここからが本番です。さらに陽性者数を下げることが、また来るであろう第5波のピークを抑えることにつながります。実際、ひき続きまん延防止等重点措置が7月11日まで実施される予定です。
これまでコロナ対策といえば接触低減でしたが、ワクチンによる対策が本格化しています。札幌市で1回以上ワクチンを接種した人は約24.5万人(12.5%)となりました。皆さんの身の回りにも、ワクチン接種をした方もいるのではないでしょうか。
北大でも日程は未定ですが、学内を会場として接種を希望する教職員・学生を対象にしたワクチン接種を目指すことが、6月7日に通達されています。
参考文献:
岸田直樹 2021: 「札幌市の感染状況・医療提供体制の週間分析 概況(2021年6月16日分)」(2021年6月17日 閲覧)