8月24日(日)、農学部前の北大マルシェ会場にて、豚の丸焼きが行われました。豚1頭を半身に切った枝肉を2枚合わせて、1頭分を丸焼きに。巨大なロースターは豊浦町の農協から借りてきたんだそうです。数時間かけてじっくり焼き上げたお肉は、ロース、ばら、かた、ももの4つの部位を盛り合わせでいただきました。ゆっくり焼いたお肉は、肉汁をたっぷり含んでいて、どの部位も美味。
「当初は企画倒れで立ち消えになってしまうと、誰もが思っていました」と語るのは、代表を務める市村 恵美さん(農学院 修士1年)。頑張って最後までやり通したと振り返るその表情は、とても満足そうでした。
(丸焼き企画の代表を務める市村 恵美さん(農学院 修士1年)。食肉科学研究室の修士課程学生は全員、今回の北大マルシェに関わったのだそうです。)
(ロース(左奥)、ばら(右奥)、かた(左手前)、もも(右手前)。どれもとっても美味でしたが、私はやわらかくジューシーな「かた」が好みでした。)
(焼きあがった豚肉を切り分ける作業。お肉が大きいぶん、大変そうです。)
(部位を解説するパネルも展示されていました。カラフルでとても見やすいです。)
(前もって引換券を購入したお客さんたちが、お肉の引き換えコーナーに行列を作っていました。)
(若松 純一さん(農学研究院 准教授)も、次々と訪れるお客さんの対応に大忙しの様子。)
お肉の写真を撮っていると、学生スタッフが、お肉にぴったりのワインを売りにやってきました。少し離れた「地酒仙丸」のブースには、かすかな塩気を感じるという奥尻ワイナリーのワインなど、北海道独自の味わいがずらり。北海道のお肉とワイン、合わないはずがありませんね。
(「地酒仙丸」ブースのお酒。札幌市南区石山に店舗を構える同店は、北海道の蔵元やワイナリーと直接取引しているため、そのネットワークを生かして、北海道産のお酒を揃えることができるんだそうです。)
2日間にわたって開催された北大マルシェ。ごちそうさまでした!