北大札幌キャンパス最古の部類に入る建物である旧昆虫学及養蚕学教室と旧昆虫標本室。
この二つの建物が北海道大学ワイン教育研究センターとして改修され、9月28日に関係者や報道陣に公開されました。
北大では、北大の様々な分野と強みを活かし、ワイン産業全般を支援する研究教育が行われています。今回のワイン教育研究センター開所の目的について、曾根輝雄さん(農学研究院教授)は、教育研究施設であるとともに、北海道のワイン生産と消費に関わる様々な立場の人がつながる「場」となることを目指します、と語りました。
かつて36万点の昆虫標本を保管していた標本室は、Insecta Matsumurana(インセクタマツムラーナ)と名付けられたワインセラーに。蔵としてはもちろんのこと、ワインに関わる様々な用途で用いられるそうです。
歴史的な意匠のお話、詳しくはまたの機会にご紹介しましょう。