「FSCとはField Science Center for Northern Biosphere, Hokkaido Universityの略称である」。いつもこのフレーズで締めくくられる[FSC的フィールド風景]は、農場や研究林、臨海実験所などを動画で紹介するシリーズです。ウマ、ウシ、カイコの動画は人気で万単位で閲覧されています。
FSCこと北方生物圏フィールド科学センターは、森から海まで多様なフィールドを擁しています。その広さは日本国土の500分の1にも及びます。多彩で広大なフィールドは豊富な動植物を育み、教育研究にとどまらず、地域や社会にも大きく貢献しています。一方で全道のみならず和歌山県にまで広がるフィールドを知らない人が多いのはまた事実。[FSC的フィールド風景]では知られざるフィールドの風景をお伝えしています。
登場する生き物は、ウシ(ホルスタイン・短角牛)、ウマ(道産子)、チョウザメ、イカ、カイコ、イネ、イモ、藍藻、その他植物いろいろ。登場する施設は、札幌研究林、苫小牧研究林、雨龍研究林、天塩研究林、和歌山研究林、静内研究牧場、忍路臨海実験所、七飯淡水実験所、臼尻水産実験所、余市果樹園、農場(牛舎、園芸実習棟、養蚕室、畑、田)、植物園、別棟、函館市国際水産・海洋総合研究センター、うしお丸(番外編)。研究場所としては七飯町大沼、札幌市盤渓。実に多彩です。
本シリーズは2021年4月23日に第1回を掲載し、現在まで22本の記事を掲載してきました。番外編やナンバリング以前のコンテンツを含めると、シリーズ記事最大の30本となります。これからもほぼ月1本のペースで更新していきます。乞うご期待。