雪の海に泳ぐ自転車だち 降り積もって壁になって、山になる雪も、もう溶けごろ。春の訪れを感じます。北大で春の訪れを感じる風景の一つに、雪山に埋もれていた自転車が見え始める光景があります。湖のように溶け始める穴の中から、自転車のハンドルがまるで頭のようにぽろっと見え、どんどんその姿を見せてきます。卒業式が終わった今、自転車がまるで学生の痕跡を思い出させてくれます。メインストリートでずらりと自転車が並ぶ春の光景も、あと少しです。