翼を持ったハルニレの種子 今、北大札幌キャンパスはどこも花びらのような平べったいハルニレの種子が舞っています。褐色の果皮に包まれた、アボカドの断面のような種子。この皮の部分が翼となって風に乗って遠くまで飛んでいけるので、翼果(よくか)と呼ばれます。ハルニレの他にはシラカバも翼果をつくりますが、果期は秋ごろで、ハルニレと時期をずらしているのが面白いですね。それにしても、ポプラの綿毛といい、ここは風の力を借りる木が多いような・・・。 (エルムの森の地面は翼果でいっぱい) (ハルニレの翼果はヒトの親指の爪ぐらいの大きさです)