さて、突然ですが、この大きな球体はなんでしょうか。
正解は、北大天文同好会が上映しているプラネタリウムです。プラネタリウムの中には、この写真のように満天の星空が再現されています。

北大天文同好会では、プラネタリウム上映をはじめ、会員が撮影した天体写真の展示、オリジナルのポストカードやクリアファイルの販売なども行っています。
プラネタリウムには春夏版と秋冬版があり、交互に上映され、会員の星座解説を楽しむことができます。
取材時には春夏版が上映されており、北極星や北斗七星、夏の大三角などを見ることができました。
この天文同好会では、定期的に天体観測を実施しています。晴れそうな日には、車を出して観測地へ向かうそうです。一般的に札幌市内は光害によって星が見えづらいと思われがちですが、意外にも札幌市内で天の川を見られる場所があるとのこと。ときにはオーロラを観測しに遠出することもあるのだとか。
普段忘れがちですが、私たちの暮らす空の向こうには、こんなにもたくさんの星が広がっています。
プラネタリウムを通じて、夜空の美しさと神秘を感じてみませんか。