札幌キャンパスの文書館裏手にある開けたスペースで、学生サークル“あるぼら”と北海道大学サスティナブルキャンパス推進本部によって進められている「堆肥プロジェクト」の堆肥作りが行われました。
堆肥プロジェクトはキャンパス内の落ち葉を集めて、堆肥を作り、それを花壇や畑で再利用するのが目的です。
あるぼら代表の八木智史さん(文学部3年)によると、「樹木の葉は春や夏にはきれいに目に映りますが、落ち葉になってしまうと廃棄するだけなので、これを堆肥として活用したいと思ったのが企画の原点です。」とのことでした。
現在は試験的に堆肥を作っている段階で、秋口の落ち葉舞う季節から本格的に始動します。
これが集めてきた落ち葉です。右側の人のサイズと比べると分かりますが、ここにあるだけでもたいへんな量です。
この落ち葉を人力で、堆肥作成用の発酵槽に移していきます。よい発酵がよい堆肥へとつながるので、定期的に撹拌するといった作業が必要になります。
今回のトライアルで得られた経験は秋からの実作業に活かされることになります。
これまでは廃棄するしかなかった落ち葉が堆肥となって再利用されるわけですから、まさに持続可能なキャンパス作りに貢献しているプロジェクトといえますね。
取材にご協力いただいたのは八木さん他、田中雄太さん(文学部4年)、横山隆さん(サスティナブルキャンパス推進本部 特任准教授)、加藤博美さん(サスティナブルキャンパス推進本部)です。
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学生サークル“あるぼら”
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北海道大学サスティナブルキャンパス推進本部