新入生や学部生が毎日通う「高等教育推進機構」、以前は教養棟とも呼ばれていました。増築や教室の改装工事を重ねながら北大生の学舎として現在に至っています。内装は定期的にリフォームされてきましたが、昔と変わらない空間が残っているかもしれません。
3カ所に設置されている階段スペースからも歴史的重厚感が伝わってきます。ステップの両端は、小さな石を集めた平板で仕上げられています。無垢材と思われ る手すりは角が丸くなっていました。また正面階段の踊り場には大きな「羊蹄山」の写真が飾られています。いつの時代から学生たちを見守り続けているので しょうか…。