9月8日の昼、理学院5号館のロビーは三味線と箏(こと)、ギターの音楽で満たされました。国際化支援室(OIAS)と、札幌国際プラザ外国語ボランティアネットワーク(SKY)主催で行われた"Japanese Music and Science"は、「桜」をはじめ、日本の音楽を和楽器で楽しめるイベントでした。昼休み中、通りかかりの学生や教員が思わず足を止め、コーヒーを片手に、心地よく聞こえてくる音楽に耳を傾けていました。
イベントの冒頭には、音楽と科学との繋がりに対する話がありました。ピタゴラスが音階の基礎を発見した話、アインシュタインの音楽愛、Queen の中に理科博士がいること、サイモン&ガーファンクルのメンバーにも数学博士がいることなど、科学と音楽の繋がりを理解した上で聞く和の音楽は、より一層心に響いたことでしょう。