日米の情報科学のスペシャリストが北大に集結しています。
今日と明日、「21世紀の超スマート社会に関するフォーラム:日米コンピュテーショナル・プラットフォームの創設」と題して、ビッグデータとサイバーセキュリティに関する国際フォーラムが開催されています。
山口佳三総長が開会の挨拶を行った後、来賓として文部科学省の土屋定之事務次官、経済産業省の星野岳穂官房審議官、そして北海道の山谷吉宏副知事が挨拶をしました。その後、産業技術総合研究所の辻井潤一 人工知能研究センター長が基調講演をしました。
(会場となったフロンティア棟鈴木章ホールは満員)
(挨拶をする山口総長。今回のフォーラムは、米国マサチューセッツ大学アマースト校との国際共同研究の一環として開催されました)
社会のあらゆる基盤に情報技術が用いられ、世界中がネットワークで繋がる今日、そして将来において、サイバーセキュリティは特定分野や一国のみで取り組める問題ではありません。産学連携・国際連携が必要不可欠です。
(「イランカラプテ」と身振りを交えてアイヌ語で挨拶する山谷副知事。クラーク博士から続く北大とマサチューセッツ大学アマースト校の繋がりについてもお話されました)
(世界的に著名な情報科学研究者の辻井潤一さん(産総研)が基調講演をされました)
会場を埋めた200名近い参加者には、大学の工学系研究者や学生だけではなく、企業関係者や、政策担当者など、様々な方々がいらっしゃいました。
日米の大学や産業界からの講演は一般公開もされており、明日は13時から情報科学研究科情報エレクトロニクス棟 A21教室で開催されます。
http://www.hokudai.ac.jp/events/JPN.pdf