函館キャンパスは、耳をすますと汽笛の音がします。聞くと港が近いのだそうです。そんな中、北海道大学総合博物館分館 水産科学館を案内してもらいました。
水産科学館の前身となる水産博物館は、函館キャンパスに1958年に開館しました。ということは、この施設は60年近くの歴史があるのですね。2007年に、北大総合博物館の分館に位置づけられて、現在の名称になりました。
水産科学館で目を引くのは、なんといっても部屋いっぱいに展示された、15メートルにもなるニタリクジラの骨格標本です。その巨大さにはただ圧倒されます。
そのとなりには、北大の研究者が発見した魚類のパネルがありました。北大の水産学部は毎年、水産生物の新種を3~10種、発見しているそうです。
他にも、海鳥の標本や、トドやセイウチなど海獣の剥製、おしょろ丸やうしお丸の常設展示があります。
平日の函館キャンパスに行ったら一度は足を運んでみたいですね。
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北海道大学総合博物館分館 水産科学館
場所:北海道大学函館キャンパス内(函館市港町3-1-1)
開館時間:10:00~16:00
休館日:土・日・祝祭日・年末年始
入館料:無料