ある日のランチに北部食堂へ赴くと、一風変わったアイテムが突如として販売されていました。その名も「中古食器」(税込21円)。
いずれも北部食堂で長年に渡って使われてきた、ラーメンどんぶりです。きっと、新しいどんぶりに切り替えられて、使われなくなったのでしょう。しかし、学生たちの食を来る日も来る日も支え続けてきたどんぶりは頑丈で、まだまだ現役。こうやって販売されているのは、ただ単に廃棄するのではなく、学生や教職員にこれからも長く使ってもらおうという、食堂スタッフの粋なはからいなのだと思います。
ラーメンを入れて食べるもよし、ラーメン以外を入れて食べるもよし、部屋に飾って北部食堂の思い出に浸るもよしのラーメンどんぶりはたいへんな人気で、すぐに品切れとなりました。どんぶりたちは新しい持ち主の下で、新たなどんぶり人生をはじめることでありましょう。
これまでありがとう、ラーメンどんぶりたち!