先週の土曜日のお昼。キャンパス上空をヘリコプターが飛んでいます。いつもより低空だな、と思っていると、どうやら競技場の方に着陸したようです。行ってみると途中の道のあちこちに何やら看板が立っています。それによると、救難ヘリのデモンストレーションをしているとのこと。ヘリコプターは北海道防災航空隊が運用するベル412SP「すずらん」でした。この日は工学部で、雪氷学会北海道支部・雪崩事故防止研究会・北大山スキー部主催による講演会「雪崩から身を守るために」が開かれており、その一環としてヘリが展示されたようです。
(いつもより多くの人がヘリを見学しようと原生林の道を歩いていました)
今年の北海道では、平地での降雪がいまだに観測されていません。11月上旬までに初雪がないのは132年ぶりの遅さです。もちろん、山には既に雪が降りました。札幌キャンパスから望む手稲山も、今日は白く雪をかぶっています。遅かれ早かれ冬は確実にやってきます。平地も山も冬に備えていきましょう。
(陸上競技場に着陸し、13時ごろ再び飛び立っていきました)