たくさんの素晴らしい作品をご応募いただき、誠にありがとうございました。いいね!Hokudaiフォトコンテスト実行委員会による審査の結果、以下の作品が入賞となりました。
第1位 「雨上がりの金葉祭」
【実行委員評】
今年の金葉祭は雨にふられる時間帯がありましたが、それを逆手に取った作品ですね。イチョウの葉の黄金色と水のしっとりした感じの取り合わせがあまりにきらびやかな作品です。後ろの玉ボケも美しいです。ひとつひとつが、金葉祭の思い出を象徴しているかのように見えますね。
第2位 「紅葉の下 〜目立たずとも〜」
【実行委員評】
金葉祭は北大元気プロジェクト2018で採択されたプロジェクトで、運営は学生有志に任されています。毎年たくさんの来場者が訪れる金葉祭は当日はもちろんのこと、準備もたいへんです。学業と両立させながら企画を進めてきた学生たちには頭が下がります。そんな彼らの背中をとらえた作品です。とてもたくましく感じますね。
第3位 「天高く羊肥ゆる秋」
【実行委員評】
北大の農場に住まう羊たちの元気に草を食む様子をとらえた作品です。食欲の秋ともいいますが、羊たちにとってもそうなのかもしれません。やわらかな陽の光をあびながら食べる草はきっとおいしいのでしょうね。
第4位 「黄金色の舞台で踊る」
【実行委員評】
落ち葉であたり一面、黄金色になって、まるで舞台ができたようです。そこで踊っているかのように見える女性。過ぎ去っていく秋が名残惜しくなる、そんな一枚です。
第5位 「ホコリタケぽこぽこ」
【実行委員評】
苔の間から頭をのぞかせるホコリタケの丸さがとてもかわいらしいですね。ホコリタケははんぺんのような口あたりで、汁物にあうそうです。札幌キャンパスをぐるっと散策すると、このようなキノコをあちこちで見ることができます。これもまた北大の秋の姿ですね。
【全体評】
「北海道大学のめくるめく秋」というテーマで作品を募ったところ、金葉祭を中心に北大の秋を切り取った作品が多く寄せられました。応募者のみなさま、ありがとうございました。
美しい紅葉を印象的にまとめた作品が多い印象でした。その中でも特に秀逸な作品を入賞作品として選ばせていただきました。北大の秋には、金葉祭を支えるスタッフがいたり、羊がいたりと、見る角度を変えると違うものが浮かび上がってきます。紅葉に目を向けながらも、普段とは違う視点で被写体を見つけてみるのもおもしろいと思います。
今年は比較的暖かく、札幌市内には積雪はありません。ただ、週間天気予報を見ると、来週あたりから少しづつ雪が降るようですね。もう少ししたら、札幌キャンパスは銀世界に包まれることでしょう。次回は冬の北大をテーマに、フォトコンテストを企画する予定です。