北大では教育目的として数々の食品を作っています。今回紹介するのは、農学部畜産科学科の「畜産物利用学実習」の一環として製造しているベーコンです。一般向けには販売されていませんが、学内販売分を入手したので早速、調理を開始することにしました。
(札幌キャンパスの農場で育てられた豚がベーコンに。おいしく料理いたします)
食感を楽しむため、厚めの短冊状に切ります。肉と脂身のバランスが絶妙です。玉ねぎと共にスキレットで炒めると、キッチン一面に燻製の香りが…。「え?この量でこんなに燻製の香りが?」と、しばし驚きながらも調理を継続します。
(燻製の香りが食欲をそそります。自然な赤身が着色料を使っていない証拠)
(今回はカルボナーラをつくりました。調理が楽しい!)
パスタをからめて完成! 待ちに待った実食へ。ベーコンのうま味はもちろん、かみごたえ十分な食感が絶品です。残りは保存のため冷凍庫に入れました。ベーコンエッグやシチュー、グラタン、さて何に使うか…食欲と妄想がはかどります。
【望月貴文・CoSTEP本科生/社会人】
取材協力:若松純一さん(北方生物圏フィールド科学センター 准教授)