濃紺色の、ちょっと細長くて甘酸っぱいハスカップ。北海道特産の果物としてすっかりおなじみですが、北大でも札幌キャンパスの第一農場と、余市果樹園で栽培・研究しています。そして学生実習や教職員の技能維持の一環としてジャムを作っています。
今回ご紹介するのは2月7日に製造されたハスカップジャムです。収穫は7月初旬に、農学部2年「農場実習」として余市果樹園で行われました。痛みやすい実のため、すぐに水洗いして冷凍保存され、その後ジャムとして生まれ変わりました。以前「いいね!Hokudai」お伝えしたブルーベリージャムと同様に、ペクチン等の増粘剤は加えず、砂糖のみを添加した製法が特徴です。
このジャムは残念ながら一般向けに販売はしていません。3月1日から行われる学部1年演習「身近な食べ物つくり演習」で学生さん達に試食してもらうために製造されました。どんな演習となるのでしょうか。楽しみですね。
情報提供:中野英樹さん
(北方生物圏フィールド科学センター 生物生産研究農場 技術専門職員)