4月1日に新元号「令和」が発表されました。新しい時代の幕開けとともに学生生活をスタートするみなさんに、そして北大を目指すみなさんにぜひ活用していただきたい逸品ができました。北大12学部の記事を紹介する、A4サイズのクリアファイルフォルダーです。 「いいね!Hokudai」グッズ第四弾になります。
実は北大は、国立大学の中では最も学部数が多い大学です。その分、幅広いテーマ、フィールドを持つ研究が存在しています。北大生の皆さんは、自分が所属する学部だけでなく、広くアンテナを張っておくことで、北大の学生生活でしか得られない多様で深い学び、経験につながるでしょう。
また総合入試で入学された新入生や、北大進学をめざす高校生にとっては、この先どの学部、どの分野に進学するか、いずれ選択する必要があります。これだけ広い学部の中から自分の関心に合った情報を集めることは、容易ではありません。
このクリアフォルダーを手に取ることで北大12学部の幅広さを感じてもらい、さらには「いいね!北大」にアクセスすることで持続的に北大の研究について知ってもらえるようにと考え、作成しました。散策路をぶらぶら歩くような感覚で、北大の「知」を楽しんでみてください。
—-クリアフォルダ―と関連のあるこちらの記事もご覧ください—-
クリアフォルダ―は、各学部ごとに関連する記事を一つ選び、画像と印象的な名言をピックアップして配置してデザインしました。以下は、選択した記事の一覧です。気になった名言がありましたら、ぜひアクセスして詳細をご覧ください。
水産学部「依然として世界の海は「フロンティア精神」を必要としています」
【クローズアップ】#56 世界の海をフィールドに 〜航海士・教育者として北大のフロンティア精神を体現する〜
星直樹さん「北海道大学水産学部附属練習船おしょろ丸二等航海士 助教」
—————————————————————————————————————-
農学部「大切なことは地域の産業として農業を育てることです」
【クローズアップ】#76 GPSで変わる農業の世界 ~ロボットトラクターが織りなす新たな風景
野口 伸さん(農学研究院 教授)
—————————————————————————————————————-
理学部「別の世界のルールを知り、自分の見方を変えることによって世界が違って見えてくる」
中垣俊之さん(理学部生物科学科 / 電子科学研究所 教授)
—————————————————————————————————————-
工学部「ものづくりのいきつくところは「人間」についての理解なのかもしれないと考えています」
青木直史さん(大学院情報科学研究科 助教)
—————————————————————————————————————-
医学部「困難とチャンスはうらはら」
【クローズアップ】#69 見えないメス、陽子線治療の先端を行く(1)~未開拓分野にチャンスあり〜
白圡博樹さん(医学研究院 教授)
—————————————————————————————————————-
獣医学部「調査をするためにはまず、どのクマが誰だ、ということを見極める必要があります」
【クローズアップ】#46 ヒグマを一頭一頭見分けて、その暮らしぶりに密着!
下鶴倫人さん(獣医学研究科 准教授)
—————————————————————————————————————-
歯学部「研究も臨床も教育もどれもやりたい」
【フレッシュアイズ】#42 三兎を追い、失われた「骨」を取り戻す
平田恵理さん(大学院歯学研究科 助教)
—————————————————————————————————————-
薬学部「気分の波はどうして起こるのかを研究したい」
南雅文さん(薬学研究院 教授)
—————————————————————————————————————-
教育学部「普段幼児が生活している幼稚園で調査することで、幼児の発達をより深く調べたい」
川田学さん(教育学研究院 准教授)
—————————————————————————————————————-
【クローズアップ】#100 漢字データベースから始まる、人文学研究の未来
池田 証壽さん(文学研究科 教授)
—————————————————————————————————————-
法学部「法の営みにおいては、視覚から入ってくるビジュアルな情報も重要なのです」
郭薇さん(法学研究科 講師)※現在は、静岡大学情報学部に移られています。
—————————————————————————————————————-
経済学部「「経済」とは、人間の営みそのもの」
北大総合博物館・経済学部紹介パネル
————————————————————-
クリアフォルダーの企画と作成には、科学技術コミュニケーションを学ぶCoSTEPの受講生とスタッフが取り組みました。新入生のみなさんには、4月4日の入学式配布資料に同封してあります。その他、高校等に配布予定です。部数が限られているため、広く一般の方々への配布は予定していません。ご了承ください。