「金」葉祭と聞くと、なんとなく紅葉を想像する人が多いのではないでしょうか? そうです。北大金葉祭は例年十月末に開催される銀杏並木のライトアップイベントです。しかし今年は北大祭でも金葉祭が開催されています! これは金葉祭史上初の試みとのこと。
今回の舞台は大野池。普段は市民の憩いの場である大野池に、初夏に似合う涼しげな色の明かりが灯ります。青、緑、水色、紫といった自然界で見ることは殆どない光に彩られた大野池は、大学構内とは思えない幻想的な空間となっています。池を彩る寒色とコントラストをなす誘導灯の小さな灯りがあたたかです。水面に映る光は銀杏並木のライトアップと一味違った景色を演出してくれます。
「大野池は銀杏並木とは木々の種類や茂り度合いが違うことから、どんな色の光をどのような角度から当てれば綺麗に見えるのか、試行錯誤を繰り返してきた」と語ってくれたのは金葉祭実行委員代表の坂之上徳博さん。こだわりの美しい光の色合いは必見です。
金葉祭夏色ライトアップは明日6月8日(土)19時〜21時にも開催されます。大学祭の喧騒から少し離れて大野池で一休みしてみてはいかがでしょうか。
【張替若菜・CoSTEP本科生/環境科学院修士1年】