2022年11月4日(金)、初雪が観測された函館で、水産学部附属練習船うしお丸Ⅲ世竣工披露式が開催されました。
いいね!Hokudaiをご覧の皆さんは、先代うしお丸II世が10月7日に函館港を出発したその姿が、記憶にまだ新しいのではないでしょうか。
今回新造されたうしお丸III世の特徴は、まず大きさです。全長は45mと6m長くなり、総トン数は100 トン増の262トン。このことにより船体の揺れを以前よりも軽減可能になりました。
新造の特徴は設備の拡充にもみられます。最新の調査機器の装備はこれまで以上に高度な海洋調査を可能にし、女性用の洗面やトイレシャワールームなどの衛生区画が拡充され、教育研究にとってだけでなく居住空間としての機能も向上しましたも。そしてこうした最新の機材の導入は、燃費の向上を実現するため環境負荷を減らすことにつながるといいます。
これからうしお丸Ⅲ世には、どのような航海があるのでしょうか。
うしお丸Ⅲ世のご安航をお祈りいたします!