暑い日が続きますが、札幌は小学校の夏休みも終わり、徐々に日常が戻りつつあります。そんな中、北海道大学総合博物館では、夏季企画展「近代農業がみた夢 – 札幌農学校第二農場と小岩井農場がつくる風景」が開催されています。
明治期に日本に入ってきた近代農業、その導入の背景には岩手県小岩井農場という民間の大規模農場の解説、そして北海道大学の前身である札幌農学校で行われた近代農業教育がありました。
本展示では、近代農業を日本に導入した人々が、単に産業を興しただけでなく、新しいコミュニティのあり方を模索したり、動物中心の酪農といった現代的な視点を取り入れた取り組みだったことが紹介されています。
本展示は9月10日まで開催されています。北海道大学を散策する合間にお立ち寄りください。