朝から雪がパラパラと降る中、遠友学舎では黒百合会新人展が開催されています。黒百合会では展覧会など企画ごとに責任者を募って各人が自由に活動を進める「幹事制度」を基本としています。今回は、新人展の代表である今井絵美さん(水産学部1年)と加藤夏海さん(農学部1年)をはじめ、新人10名での開催です。
なんと、100年以上前に発足した黒百合会。1908年(明治41年)に、東北帝国大学農科大学(現北海道大学)の英語教師だった有島武郎を中心として、美術好きの学生が集まって創設されました。今もなお続く70名以上の会員による自主的な活動に、歴史の重みを感じますね。会員が企画を思いついたその都度、新たに人を集めて予定が組まれるというのが通例で、12月18日(木)からは、図書館本館メディアコートにて「愛のかたち展」を開催予定です。
北大美術部 黒百合会「新人展」は、遠友学舎にて2014年12月1日(月)~4日(木) 10:00~19:00(最終日は18:00まで)開催しています。