朝晩涼しくなって、北海道の秋は食欲の秋だ。札幌の大通公園では恒例のさっぽろオータムフェストが開かれている。今年はこの会場で北大短角牛が食べられるブースがあるとのことで覗いてみた。
会場は大通西8丁目の「さっぽろ大通ほっかいどう市場内」で、道内の市町村、団体などが各地のふるさとの味や特産品など「北海道の味覚」を堪能出来るとのこと。朝晩涼しくなったとは言え、昼の大通公園は日差しも強く、サマーフェストの様相だ。北大短角牛のブースは静内研究牧場が所在する新ひだか町を代表して出店している。メニューは北大祭でも提供された串焼きに、ニューフェイスの牛丼、あったかスープ、モツのトマト煮込みと、食事としても酒の肴としてもいけそうなものばかりだ。会場には道産のワイン、日本酒、ビールが並びいやが応でも気分は盛り上がる。
FSCではこうした施設の所在地の自治体との連携を深め、地域に根ざした活動をこれからも進めていく。今後の計画では、2024年10月11日(金)に「東胆振1市4町×苫小牧研究林まるごと交流祭」を予定。北海道大学エンレイソウを会場に、マルシェ、展示、自治体職員との意見交換会を開く。
その後も10月25日(金)には古座川町×和歌山研究林交流祭も計画されている。詳しくは近日中にFSCもしくは北海道大学公式サイトをご覧あれ。なお、オータムフェストの北大短角牛は13日より17日まで。是非ともご賞味を!
地域自治体の活性化にも貢献するFSCとはField Science Center for Northern Biosphere, Hokkaido University、北方生物圏フィールド科学センターの略称である。
【林忠⼀・北⽅⽣物圏フィールド科学センター/いいね!Hokudai特派員】