本日は、札幌ではなく岩手県盛岡市からの写真を紹介します。
私たちが敬愛している新渡戸稲造先生は盛岡市で生まれ育ちました。その生誕の地が盛岡市中心部の不来方城(現・盛岡城跡公園)の脇を流れる中津川のほとりにあり、撮影の機会がありましたので紹介します。不来方城築城にあわせて1612年に中津川に架けられた「上の橋」「中の橋」「下の橋」は美しい擬宝珠でも有名です。
札幌農学校2期生として卒業し、札幌農学校教授として教鞭をとった新渡戸稲造先生。遠友夜学校の設立にかかわり、正規の学校には通えない多くの人々に勉強をする機会を与えました。その精神は今も受け継がれています。「願わくは、われ太平洋の橋とならん」という有名な言葉も残しています。教育者としてさらに国際人として活躍された新渡戸先生への敬意は、私たち北海道大学の誇りでもあります。
〈中津川に架かる下の橋の様子〉
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