北大祭では、様々な学部や研究所のイベントも行われています。北21条にある創成科学研究機構の一般公開(4日のみ)もそのひとつ。研究室見学ツアーが開催されており、1階ロビーには展示コーナーもありました。そして、2階の工作室のドアを開くと、ガラス細工の体験教室が!
創成科学研究機構の研究を支えている研究支援技術部。理科実験でご存知のとおり、ガラス器具は実験には不可欠です。昨日はマドラー作り体験を通じて、その仕事の一端に触れることができました。
技術職員のみなさんがお手本を見せた後、いよいよ作製開始です。1,000度の炎でガラスを融かし、加工していきます。参加者のみなさんは、1人1人技術職員の方の手を借りながら、自分のイメージを形にしていきました。市内からやってきた小学5年生の中林晃太郎くんは、「ガラスをくるくるねじるところが難しかった」と楽しそうに話してくれました。
「大学ではこういう仕事もしているんだよ、ということを覚えていてもらえれば」と語る石川勝久さん(触媒科学研究所・研究支援技術部)は、20年以上に渡り、技術職員として活躍されています。
ガラス工作室で作られた研究器具を手に取った子どもたちの目はきらきらと輝いていました。
※ガラス工作体験は4日のみです
(複雑な形をしたガラス器具。全て技術職員さんの手仕事です)
(ロビーの展示コーナー)
【金澤幸生/村上茉梨絵/佐竹実菜子/千脇美香・CoSTEP本科生】