毎年8月に農学部前で行われる食と農のイベント、「北大マルシェ」が8月20日と21日の2日間にわたって開催されました。今年のマルシェのテーマは「どさんこあぐり~あなたが支える食と農~」。例年とは違って、農業の「担い手」という新たな切り口から企画されました。その様子をお届けします!
(ふと足元を見ると来場者を迎える言葉が書かれていました。おもてなしの心が垣間見られます)
マルシェの魅力はなんといっても、現在の農業の担い手である農家さんとふれあいながらおいしい農産物を食べられること。農家さんへの質問コーナーや、生産者の方々が育てた自慢の一品である野菜やチーズの食べ比べセット、北大構内で飼育された羊をつかったジンギスカンなど、内容盛りだくさんです。北海道各地の美味しい農畜産物38店舗が集まり、子どもから大人までたくさんの笑顔で会場内が溢れかえっていました。この盛り上がりの裏には、北大マルシェの学生実行委員32人をはじめ、多くの学生ボランティアの一丸となった活躍があったことも忘れてはいけないでしょう。
生産者の方はもちろん、私たち消費者、そして学生・研究者の「美味しい」という気持ちが北海道の農業を支える、そんな「担い方」もあるのではないかということを感じられる、素敵な2日間でした。来年の北大マルシェにも期待大です!
(未来の食を担う、興部町『星火塾』の小学生。北大までの道のり約270キロを、この日のためにやって来ました。子供たちが丹精込めて作ったパンやケチャップを使ったホットドック『おこっぺキッズ・ドッグ』を販売しました)
(マルシェにはステージイベントもあります。農家さんのお話がサイコロトークで聞ける『農家さんとごきげんよう!』)
(北大産ジンギスカンを販売する北大マルシェの学生メンバー)
(北大で育てたヒツジが美味しいジンギスカンに変身です。命をいただくことに感謝して「いただきます」)
(気温は29°C。ピザ釜の周囲はさらに熱帯。チーズがトローリ食欲をそそります)
(野菜、チーズ、ワインをそれぞれ食べ比べ、飲み比べできる企画。お安い!)
(大学院授業でもある北大マルシェ。担当教員は小林国之さん(農学研究院 准教授)。前日の土砂降りとはうって変っての晴れ模様に、思わず笑みがこぼれます)
(来年もお待ちしております!)
【千脇美香・CoSTEP本科生/社会人,佐竹実菜子・CoSTEP本科生/農学部4年】