北大祭前日の6/1、そして初日の6/2に、北方生物圏フィールド科学センター(通称:北方圏)が「植物販売会」を開催しました。
たくさんの実験所や研究林、牧場、植物園などを含む北方圏。学生実習の一環としてつくられたハーブや草花、野菜の苗を販売することで、少しでも農場の教育・研究活動を知ってもらいたい、と毎年行われているのがこのイベントです。
これらの苗は1株50円または100円で販売されます。また、薬学部付属の薬用植物園で育てられた観葉植物が1鉢100円から売られているブースもあります。
このようなイベントを耳ざとく聞きつけてやってくるのは、どんな人なんだろう?と興味が湧いたので、突撃インタビューをしてみました!
Case1.北大の近所に住む、北大OGさんの場合
ハーブ3種にナス、ひまわりと、たくさんの苗をご購入されていた奥さまはなんと、北大の看護を卒業されたOGさんでした。昨年も参加したそうで、その安さと母校の学生を応援する気持ちからいらっしゃったそう。こんな素敵なOGさんが身近にいるんですから、やっぱり北大っていいですよね。
Case2.若さあふれるお二人の場合
数種類のハーブとひまわりの苗をセレクトしたお若いお二人。彼女のお母さまが2年前に参加して、苗が安くよかったということで今年見に来られたそう。ハーブはハーブティーにしたり、抽出したエキスをオイルを混ぜてお肌の弱い彼へのケアに使ったり、リラックスアロマにしたり…と計画が盛りだくさん!植物好きの人はみんなオーラが優しくて、お話ししてて癒されますね。
Case3.ラボメンバーで研究室緑化計画進行中の場合
研究室メンバーで仲良くお買い物に来ているみなさんにもお会いしました。北海道大学遺伝子病制御研究所の藤田恭之さんが率いるヤスラボのメンバーです。藤田先生はご不在でしたが、研究室に緑を増やすため、各々観葉植物をお買い上げ。金のなる木(フチベニベンケイ)が2鉢もあることに、研究資金獲得への強い意志がうかがえます。
今年は残念ながら終わってしまいましたが、興味のある人は来年ぜひ情報を聞きつけて、参加してみてはいかがでしょうか。
【中谷操希・CoSTEP本科生/生命科学院修士1年】