瀧川一学さんからのバトンは、三輪京子さんに渡りました。
生き物は自分の置かれている環境を感じ、適応して生きています。動物は自分自身で動いて環境を変えることができますが、発芽した場所から動けない植物は、どのようにまわりの環境に応答して生きているのでしょうか? 実は植物は、自分自身の内部を変えることで適応しているのです!
三輪さんは、植物が持つ環境応答のしくみを分子レベルで理解する基礎研究を通じて、不良な土壌環境にも強い植物をつくろうと取り組んでいます。
ペンペングサの遺伝子が、世界の農業を救う? そして将来の目標「理科と社会の教科書にのるような研究」とは?
それでは、映像を御覧ください☆
北大人図鑑 No.6 三輪京子さん 詳細データ
3つのキーフレーズ:
1.動けないから自分を変える植物~貧栄養な環境で育つ遺伝子との出会い~
2.土のフシギ、科学のチカラ~新しいものを生み出す食いしん坊研究者~
3.新しい栄養の概念で「緑の革命」へ~理科と社会の教科書に載る研究を目指して~
出身地/普段活動している地域:
神奈川県 /札幌市(北海道大学)
所属(大学、組織、部署、プロジェクトなど):
北海道大学大学院地球環境科学研究院
経歴(同上):
東京大学大学院農学生命科学研究科修了 博士(農学)取得
東京大学生物生産工学研究センター 特任研究員を経て、
北海道大学創成研究機構 特任助教、
さきがけ研究者(兼任)、
北海道大学大学院地球環境科学研究院 准教授
趣味、興味関心、特技など:
鍾乳洞
お気に入りの物、本・映画など:
高橋英一「肥料の来た道帰る道―環境・人間問題を考える」
茨木のり子「自分の感受性くらい」
参考情報(ご自身や組織、プロジェクトのウェブサイトなど):
三輪京子研究室ウェブサイト
このページをご覧のみなさんへ:
「意志あるところに道あり」です。
三輪さんからバトンを受け取るのは誰でしょうか。次のバトンもお楽しみに。